インテリアコーディネーターが教える|「ラグ」の選び方
こんにちは
ブルワールデザインのあおいです。
今回はインテリアコーディネーターが教える|「ラグ」の選び方ということで
さらに細かく「掃除ロボット」がある家庭でのラグ素材について書きたいと思います。
インテリアコーディネーターが教える|「ラグ」の選び方 – 遊び毛とは
あなたは「遊び毛」って聞いたことありますか?
新しいラグを購入し、掃除機をかけるともこもこと綿のようなものが取れたり
あるいはシュッと毛が抜けたりすることがあります。
これが遊び毛です。
大体2〜3ヶ月くらいは遊び毛が出るのですが
これは完全になくなるという訳ではありません。
そして最近の家庭では「ロボット掃除機」を多く取り入れているのが見受けられ、
掃除機よりも吸引力やブラシ(ゴミをかき集めるブラシ)が大きいものも
中にはありますよね。
そんなロボット掃除機を使用しているご家庭は
ラグの素材選びに少し意識を向けてみることをオススメします。
インテリアコーディネーターが教える|「ラグ」の選び方 – 素材について
遊び毛を極力出したく無い…
という方は「ナイロン」「ポロプロピレン」という素材が使用されているか、原材料をチェックしましょう。
喘息持ちの方や、赤ちゃんがいるご家庭、埃などで体調に影響が出る方は
なるべく遊び毛がないものを選定するといいと思います。
「そもそもラグを敷かない方がいいんじゃない?」
と、思う方もいると思いますが
ラグを敷くことによって空気中の埃をキャッチしてくれる役目を果たしてくれて、それを掃除機で吸い取ることができます。
なのでもしラグを敷かない空間だと、歩くたびに埃が空気中を舞うことになり
かえって逆効果になりうる可能性が大きいです。
逆に遊び毛が出やすい素材ってなんだろう?
それは「ウール」や「アクリル」を使用したラグです。
「ウール」は、100%天然素材で、季節によって温かさを保ったり、
熱をこもらせないよう湿度調整もできる素材。
耐久性も抜群で、長い目で見たらコストパフォーマンスは素晴らしいのではないかと思います。
デメリットは「遊び毛が出る」「高い」の2点です。
一方アクリルはウールに似せた「合成繊維」で
ウールに比べると価格は抑えられますが
ウールの持つ温かさや、肌触り、風合いは
やはりウールには劣るところがデメリットかなと思います。
インテリアコーディネーターが教える|「ラグ」の選び方 – ロボット掃除機対応
最近はロボット掃除機対応ラグかどうかの表示が記載されていることが多いので、
まず対応しているのかどうかを確認しましょう。
あまりにも分厚いラグだとロボット掃除機が上がれない可能性もあるので
ロボット掃除機をすでに持っている人 / 導入予定の人は忘れずに確認してください。
またネット商品でも「遊び毛が出にくい」という項目を選定すると
商品が絞られるので気になる方は検索にかけて見てくださいね!
今日はこの辺で失礼します
では
VOULOIR DESIGN 渡邊あおい