VOULOIR DESIGNの裏側:アシスタントを1年してみて
こんにちは。VOULOIR DESIGN (ブルワールデザイン)アシスタントのくるみです。
今年の7月であおいさんと一緒にお仕事させてもらって1年が経ちました。
お客さんとしてインテリアの相談をさせて頂いたのが始まりで、
ここまで、アシスタントとして働かせていただきました。
今回は10年間会社員だった私がこの1年、
あおいさんとお仕事させていただいて感じたことを書いてみたいと思います。
あおいさんがお客様にどういう姿勢で向き合っているのか。
会社員とフリーランスのインテリアデザイナーでお客様に提供できる価値は変わるのか。
この1年を振り返ってみるので、ぜひ読んでみてください!
最初のお仕事

この1年間は、あおいさんのお手伝いとして
・パース作成
・提案書作成
・見積書作成
・納品作業
などのお仕事をさせていただきました!
まず、最初にさせていただいたお仕事ではマンションにお住まいのお客様の
「家具の選定」を任せて頂きました。
そもそも「フリーランスのインテリアデザイナー」の存在すら知らなかった私が
いきなりお客様の家具を選ばせてもらえるなんて!とワクワクドキドキした思い出があります。
あおいさんに家具のレイアウト案をいくつか送って、その中でGOが出た配置で家具を選び、あおいさんにプレゼンする提案書を作って
当時のやりとりを辿ったら、深夜にあおいさんに
「お部屋のクロスはどんな色でしょうか?」「もっとこういう家具探して!とかあれば指示ください!」
とかしつこく連絡していました。
なんとか、あおいさんの役に立ちたい!という一心だったと思います。
ですが、
「お客様の求めているものになっているか」
を大切にするあおいさんの反応は
全てやりなおし
実際にやりなおしを指示してもらったのではなく、
あおいさんが私の提案した家具をすべて変えてくれました。
当時を振り返ると当然。
いきなり最適な提案を私が提供できるわけはなく。
よくよく考えてみるとあおいさんにとっては結局自分ですべて選び直すことは二度手間。
ただ、私にとっては自分の提案の直すべき部分を明確に知ることができたので、ものすごくいい勉強になりました。
結果としてはお客様はもちろん、わたしの成長のことまで考えて頂いていたんだなと今では思います。
もしかしたらお客様はそこまで気にならない部分だったかもしれません。ただそれでも、出せないものは出せない。
あおいさんのプロ意識を感じることができたすごくいい経験となりました。
フリーランスという働き方

以前も書きましたが、私は元々新卒から10年間ハウスメーカーの営業として働いてきました。
今の所フリーランスの働き方が自分にはあっているのでは?と思って過ごしています。
(これからめちゃくちゃな試練が来るかも・・・!!)
どちらがいい・悪いではなく、合っているか・いないか、が大切だと思っています。
会社員とフリーランスのコーディネーターの違いはいくつかあるかと思いますが
一番強く感じるのは
「自分の100%をお客様にぶつけられるかどうか」
前職のインテリアコーディネーターさんを思い出すと、お客様への提案の幅は会社が決めていました。
簡単にいうと会社が指定した商品の中からしかお客様にご提案できない。
例えば「この壁紙を提案したらお客様喜ぶな」と思っても、会社が決めた範囲の商品(ハウスメーカーだと“標準”と呼びます)ではないので積極的には提案できない。
理由としては、仕様決めの簡略化・お客様に係る費用の削減と、悪いことではないのですが
やっぱりこだわりのあるコーディネーターさんからすると、これがストレスの大きな部分を占めていた気がします(笑)
フリーランスにはその制約はありません。
100%お客様のことだけを考えて提案を考えます。
シンプルに自分が「いいね!」と感じお客様にとっても「喜んでもらえる!」と感じたものだけを提案できることは、今の私にとっては仕事の楽しさにつながっている気がします。
もちろん打ち合わせにかかる時間や費用もお客様にとっては大切な要素なので、そこも考えた上で。
純度100%の自分の提案は賞賛されれば自分だけの自信になり、
否定されれば逃げ場はないので、反省してよりいい提案をするしかない。
厳しい面もありますが、やりがいはすごく大きいです。
シンプルに100%お客様と自分の「いいね!」を考えられる。
賞賛=自信(否定=反省も)を独り占めできる。
これが私があおいさんと1年働いて感じたフリーランスの醍醐味かなと思います。
1つの「出会い」の大切さ
とてもとても当たり前のことなのですが、この1年これをとても強く感じています。
ここ最近、あおいさんとセミナーなどに参加してインテリア関係の方々にお会いする機会が多くあったのですが、
どこへ行っても
「あおいさんと働けるなんてすごいね!」「ほんとにいい経験してるよ」
と言っていただけます。
自分がこうなりたい!と思える人の近くで仕事をできるってことは本当に恵まれていると思います。
あおいさんがお客様にどう向き合っているのかをこれからも側で見て、勉強しながら
あおいさんを支えるだけではなく、肩を並べて仕事ができるようにこれからも実力をつけていきます!
ぜひこれからもよろしくお願いします。
それではまた!
VOULOIR DESIGNの裏側:お客様との出会い〜ヒアリング
こんにちは
VOULOIR DESIGN アシスタントのくるみです。
先日、造作家具の納品に立ち会わせていただきました。
(カップボード / CLを本棚に変更 / CL収納)
昨年からあおいさんがお客様と綿密に打ち合わせしていたのを横で見ていたので、
完成した家具たちを見た時は私も感慨深かったです。
クローゼットの中に図面で見ていたパーツがスッと収まる瞬間は、なんだかドキドキしちゃいます
(あ、私が図面を書いたわけではないです。)

※CL収納
でも頭の中や、図面上で想像していた家具が実物になるのって本当にキュンキュンしますよね。
でも一番キュンとしたのは、家具を見てすごく喜ばれているお客様のお顔でした・・・。
自分がご提案した空間にときめいてもらえる時、またそれが実現してお客様に喜んでいただけるとき
一番このお仕事をしていて良かったなと思える瞬間です。
(あ、私はご提案してないです。すいません笑)
9割のお客様が納品設置までのご依頼が多いですが、VOULOUIR DESIGNでは家具のご提案だけも承っております。
そんなお客様との出会いから→初回ヒアリング→採寸・現地調査→ご提案→納品
そんなフローの中で今日はお客様との出会いから最初にご要望をヒアリングさせていただくまで、
どんなお話をしているのか、少しご紹介できればと思います。
・どんな人がインテリアデザインを頼むの?
・ヒアリングの際にはどんな用意をしておけばいいの?
と思われている方に読んでいただけると幸いです。
お客様との出会い

VOULOUIR DESIGNにお問い合わせいただくお客様は様々です。
私のようにあおいさんのインスタを見てDMをくださる方や、HP・公式LINE経由など、多岐にわたります。
また最近ではリピーターのお客様やご紹介のお客様も増えています。
リピーターの方の中にはお引っ越しの度にご依頼くださる方や、
「リビングが良かったから寝室・書斎もお願いします!」という方も
先日は「お気に入りの絵を飾ってください!」というご依頼もありました。
「ときめくもの」を見つけたときに、あおいさんのことを思い出してご連絡いただけるなんて、
本当に素敵なことだと思います。
それは、あおいさんのデザインが、お客様の心に深く響いている証拠ですよね。
まとめると、
絵や小物を飾りたいという方から、自宅の家具全てを模様替えしたいという方まで、
いろんなお客様からご依頼があります。
迷われている方は、ぜひ一度お問合せくださいね。
初回のヒアリングについて

ヒアリングって何を聞かれるの??とちょっと恐れている方々
全然構えなくて大丈夫です。
ヒアリングでは、お客様の家族構成や趣味はもちろん
時には、1日の行動パターンまでお伺いします。
(朝、寝室で起きる→洗面に行って顔を洗う→寝室に戻って着替える・・など)
これって実は家具のレイアウトを決めるのにとっても重要な情報なんですよね
毎日の行動・家事動線ってお家の間取りに大きく左右されるイメージですが
家具の力でより良くしていく事もインテリアデザインの一つの役割かなと思っています。
例えば、小さい赤ちゃんがいる家庭ではお子様が寝た後、夜中に洗濯物を畳むことがよくあると思うんですね。
それをしまうのにそろりそろりと寝室まで行って、しまえたーとドアをパタン
「ママぁぁぁぁぁぁーーーー!!」
ってよくありそうなパターンですよね。
リビングの一角にお子様用のチェストがあれば、時間を気にせずに洗濯物を片付けられますし
朝起きた時も、みんながいるリビングでお着替えした方が準備も楽だったりします。
(年中さんくらいになると、目が届く範囲なので着替えといて〜とかも言いやすいかも)
これは一例ですが、同じ家の間取りでもお客様によって生活パターンは全然違います。
だからこそ、間取りだけでレイアウトを決めるのではなく、お客様の行動パターンを伺うのは非常に重要な工程です。
また、あおいさんとお客様のお話を聞いていると、
「お客様の時間をいただいている」
という意識が非常に強いことを感じます。
貴重な時間を割いてご依頼いただいているわけですから、
ヒアリングも限られた時間でより有意義に行う必要があります。
VOULOIR DESIGNでは、アンケートにお答えいただき、
先ほどお話ししたような基本的な情報を事前にいただく取り組みを開始しました。
そうすることで、対面でお会いした時により深いところまでお話ができるので、有意義に時間を使うことができます。

以上、お客様との出会いから初回のヒアリングまでの行程についてご説明いたしましたがいかがでしたでしょうか。
私にとって、あおいさんってクールな印象だったのですが、
一緒に働いていくうちに意外とお客様に「感情移入」するタイプだなと
あおいさんの感情スイッチがONになると、唯一無二の最強なご提案の出来上がりです笑
お客様にインテリアで「わくわく」「驚き」を感じてほしい
そんな気持ちで今日も現調に行ってまいります。
それでは!
2024年 やりたいこと。|interior design
こんばんは
仕事始めと同時に家庭内でインフルエンザが蔓延し、明日からやっと仕事が始められそうです
年始から「子育て」「仕事」の両立の難しさに頭を抱えてました
そんなこんなで1月半分が終わろうとしている中
今年自分が何をしたいのか、じっくり考える時間がなかったので今思いつくままに書いてみたいと思います。
(多分そんなに出てこない)

やりたいこと
- 英語の勉強
- SR巡り
- ラグジュアリーホテル宿泊 or ラウンジに足を運ぶ
- 読書
- いいものを見る
- 仕事のやり方を考える (コンサル依頼)
- ダイエット(万年ダイエッター)
- 海外の友人を1人作る
- インテリア以外の仕事も考えてみる
- リール投稿に挑戦
- 店舗デザイン
- ホテルデザイン
- クライミングに時間をもう少しさきたい
少なくないですか。笑
昔はもっとこれやりたい、あれやりたいって情熱がすごくて
突っ走ってた感満載だったのですが
今や子供がメインなので、毎日生きるのに必死です。
そのなかで、自分の未来を想像した時にこれらが出来たら幸せだなーって感じるものをざっと。
またいつかリノベ再販とかもしてみたい。
あとはTODAYFULのれいかさんみたいに
(あわみんです)
ライフスタイル系でありのままの自分みたいなのを発信してみたいなーなんて思ってます。
みんなは今年何がやりたいとかあるのかしら。
人に会う機会に毎回聞いてみようっと。
そういう時間、結構好きです。
みんな愚痴とかあまり言わない人たちで、キラキラしてて
ポジティブが多いからすごく刺激的。
格好いい大人になりたいですね
以上超ぼやきでした。(失礼)
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。
2023年は私にとって「耐」の一年でした。
初めての子育てと、仕事の両立。果てしなく、想像以上に難しかった
保育園から風邪を永遠ともらうので(その分免疫がつくが)、毎週病院い行くときもあり
その中でプランや現場、造作や納品、打ち合わせなど。リスケいただいたことも何度もあり
周りの皆さんのおかげで成り立った1年でした。
2024年 実は何を目標に、何を達成したいのかなども全くいまは思い浮かばず
仕事始めまでには頭の中を整理し、自分と対話したいなと思います。
今年1年、皆様にとっても良い年になりますように。
P.S 元日の地震にて被害に遭われた方々が、1日でも早く心休まる日々が送れますように.
休日の過ごし方|スノーピークHQ
こんばんは、ブルワールデザインのあおいです。
この仕事をしていると、ONとOFFの境目が全くなくて常に頭が動いている状態なのですが
それを完全に無にできる時間が私には2つ
1つはクライミング(岩登りは出産以降してないので、もはやボルダリング)
もう1つはキャンプ
キャンプはボルダリングとちがって無になれる時間がかなり少ないのですが
自然の中で感じることができるその瞬間が
最近やっと心地よく感じてきました。
そんなキャンプに夏が終わってから毎月行くようにしていて
なぜオフの日の過ごし方が仕事にいい影響を及ぼすんだろうって
ちょいちょい考えることがあり。
それを今日は思ったままの文章で書きたいと思います。

①仕事以外の人と話す大事さ
全く仕事には関係ない話しかしてないんだけど、これが本当にたのしくて。
その人の話し方だったり
キャンプに対して「こういうやり方あったんだ」とか
何気ないことで笑ったり
その人の人生観だったり
しかも私たちより年上の方が多いから
なんだか会話の包容力みたいのが心地よいんですよ。
もちろん人と話さないキャンプのほうがもしかしたら多いかもしれませんが
こうやって交流がある方が
より「無」な時間を提供してくれて
頭がスッキリします。
②五感で感じる「自然」が格別に最高
キリッとした空気感、
朝露の匂い
焚き火の音
コーヒーの香り
普段の生活で気にも留めていないことが
ここでは全てが新鮮に感じます
人間の五感ってものすごく尊いものだと思っていて
ふとした瞬間に「あ、あのときの….」
なんてフラッシュバックしたりしますよね
なんてことない日常が
自然の中に身を置くことによって
特別なものになる
キャンプに行くとなんだか心がリセットされた気分になります。(ほんの一瞬ですが)

今回のブログタイトルの「スノーピークHQ」
結構遠い(新潟燕三条)のですが結構な回数行ってると思うんです。
なぜこんなにも惹かれるのかっていうと
コンセプトが素晴らしい。
なぜコンセプトが素晴らしいのかというと
燕三条がいろんなところに散りばめられてます。
スパの洗い場の高さは座った時に粟ケ岳が綺麗に見えるとか
手洗い場の鋳型は部材の切り抜き部分でそれがアートになったり
レジカウンター背面は藁を練りこんだ赤土で施工
また隈研吾さんが設計しているのですが、いつもの綺麗な白木ではなく
キャンプ場ならでは「薪」を使用して建設されています。
今使用している zekkaもそうなんですが
コンセプトが素敵なものってやっぱり細かいところまで詰められていて
ブレが一切ない。
そんなデザイン部分も勉強になるスノーピークHQが私はお気に入りです。
そして自分の仕事もこうやって細かいところまで意識を巡らせ
プランに対してブレがなく、お客様目線で細かいところまで手が届くようなプランがしたい
こんな風にOFFと思っていても結局仕事思考になってしまうのですが
私にとってとても特別な、無になれる時間です。
ばーっと書いてしまいましたが
またいつかふらっと書きます〜
では。
シンプルだからこそ、線を綺麗に。| インテリアデザイナー
お久しぶりです。ブルワールデザインのあおいです。
インテリアデザイナーになりたくて、大変恐縮ですがデザイナーなんて名乗ってますが
いまだに自分に対してプレッシャーを感じてます
※時間ある方はちらっとどうぞ。
今年ももう10月になり、なんだか1月から今まで何をやってきたのか、ゆっくり考えないと思い出せないくらい一人でバタバタとしてました。
ただ今年はなんだか今までとは違うような(同じですが)案件が何個かあって、本当に日々勉強だなーと思います。
その中でとあるお客様の施工写真を先日撮影しに行ったのですが、めちゃくちゃ綺麗に使用してくれてて感動しました。
そのお客様の要望として、
「シンプル」「スッキリ」「収納」「神棚設置」
それをどう落とし込んでいくのかがキーポイントでした。
そこでLDの壁面に収納を増やすべく造作家具をご提案したのですがシンプル、すっきりな部屋ってただ物を少なくするとかじゃなく
シンプルだからこそ細部にも気を使うべきだと私は思っていて
造作家具の面がきちんとあっているかとか
指紋が目立ちにくいかとか
機能として十分なのかとか
安全性は?とかとか
考えることが山積みなんです。
お客様となんどもすり合わせしたり
造作家具屋さんに意見を伺って、こうしよう、あーしようなど
全員で空間を築き上げていく必要があります。
実際の施工写真|
そんなこんなで「シンプル」「スッキリ」「収納」「神棚」を造作で納品しました。


上段は梁の奥行きに合わせた開き戸の収納。
梁の奥行きに合わせたのはスッキリを落とし込むのもそうですがエアコンもあったため、風の関係でこの収まりです。
めちゃくちゃ綺麗じゃないですか?

安全性は全てソフトクローズ / 下部収納はお子様がいるので角を丸くするポストフォームで施工。
下部収納のスライドレールはお子様が手を挟まないように
全て底にレールをつけ見えないようにしています。

うん、とても綺麗。
提案書 1ページ目はこんな感じで統一していて
※スマホだと縦伸び表示→画像タップおすすめです。

イメージパースはこんな感じ。

また気が向いたらこちらの案件のインテリアプランニング,デザインに関して
書きたいと思います。
ではでは.

北欧インテリアについて|コーディネートのコツ
こんばんは
ブルワールデザインのあおいです。
今回は「北欧インテリアについて|コーディネートのコツ」について
お話しさせていただきます。
それでは見ていきましょう。
そもそも「北欧」とは一体どういう場所?

皆さんはよく聞いたことがあると思います。
「北欧インテリア」と。
いろんなインテリアショップや書籍でも目にすることが多くなってきました。
北欧インテリアというと、どんな空間を思い描くでしょうか?
もしパッと思いつかない方がいたら、このブログを読んだだけで簡単に覚えることができます◎
そもそも、北欧ってどういう場所なのか。
実はこの部分を紐解いていくと、北欧インテリアの特徴が見えてくるのです。
北欧はまず約5カ国からなることを知っていましたか?
・スウェーデン
・ノルウェー
・デンマーク
・フィンランド
・アイスランド
北極圏国とも言われているこれらの国々
知っている方が多いと思いますが、そう。北欧って寒いんですよ。
そして寒さだけではなく、日照時間がとても少ないという特徴があります。
・フィンランドの北部では極夜がある(1日真っ暗)
・冬至は大体5〜6時間
・冬は日中でも曇りが多く陽が当たらない
このように「北欧」とは、寒く+日照時間が短い。という特徴があることを
覚えておいてください。
この特徴が「北欧インテリア」のキッカケになっているのです。
北欧インテリアの特徴とは。

北欧インテリアというとIKEAを思い起こす方が多いと思います。
コストパフォーマンスが良く、デザイン性があり実際に誰もが知っている企業です。
さて、早速上の画像を見てください。
「北欧インテリア」で商用利用可能なフリーサイトで画像検索をかけたときに、トップに出てきた画像になります。
この画像を見て「北欧っぽい」と感じる方は多いと思いますが
一体なぜそう思うのでしょうか。
下記にその理由をまとめました。
・温かみがある
・ナチュラルな木材が使用されている
・間接照明の使用
大まかにこの3つが合わさった時、「北欧インテリア」っぽいと感じるのではないでしょうか。
1つずつ解説していきましょう。
北欧インテリアの特徴とは。|-温かみがある-
空間を見た時に感じる温かみとは一体なんでしょうか?
それは木材のカラーや、インテリアの素材や形状、照明の色が関係しています。
先ほどの画像をもう1度。

- 床材 : ホワイト
- ソファ脚/サイドテーブル/フロアランプ /アートフレーム : ナチュラルカラー
- リビングテーブル : ウォールナット
明るめの木材カラーを基調に、空間をほどよく締めるためにウォールナットが使用されています。
この全体的に柔らかく、優しい雰囲気が分かりやすい北欧インテリアの特徴です。
実はこの柔らかく、優しい雰囲気を作り出すのに重要なのがインテリアの素材や形状
一体どんな特徴があるのでしょうか。
北欧インテリアの特徴とは。|-インテリアの素材や形状に注目-
人はどういうものを見て「温かみがある」と感じるのか。
それは優しく、柔らかそうだなと思わせるアイテムたちです。
・曲線
・布製品
・自然素材
いかがでしょうか。先ほどの画像をよく見てみると
共通していることが多いと思います。
前述の締めカラーにウォールナットのリビングテーブルが使用されていましたが
なぜ濃いカラーなのに柔らかく感じるのか。
それは形状が円形だから。
これがもし四角形のテーブルだとしたら、優しい雰囲気の中にほんのり都会的な要素がプラスされます。
曲線とは対極にある「直線」からなる形状だからです。
このように木材という硬い素材を、形状で緩和することが出来ます。
(インテリア、面白いですよね)
次に、布製品について。

パッと見ても、布製品がものすごく多くお部屋をしめていることが分かります。
みなさんも体験した頃があると思いますが
椅子の座面が布製品のものと、レザーのもの
もしくは木材がそのまま座面になっている商品もあります。
座った瞬間にどの素材が一番暖かいと感じるでしょうか。
また長時間くつろぐとなったらどの素材がそうさせるでしょうか。
このようにインテリアの素材で「温かみ」を表現することが可能です。
自然素材とは。
北欧インテリアの特徴として自然素材を使用するのもその1つです。
北欧諸国は森や湖、そしてバルト海、北海など海にも面しているため
日々の暮らしの中で自然との関係が深い諸国になります。
その環境を家の中にも取り込むことが多く、そこを意識するとより北欧インテリアに近づけることが出来ます。

自然素材をどうやって取り込めばいいのか。
簡単にできるのは観葉植物を置いてみること。
たった1枚の画像の中にも4つ植物が置かれています。
では、観葉植物以外にどのような自然素材があるのでしょうか。
・コットン
・ラタン(籐)
・竹
・和紙(木から出来ている)
コットン素材のカーテンや、ラタンを使用した家具、小物など
たくさん自然素材を使用したインテリアがあります。
それを1つでも良いのでお部屋に取り込むこと。
北欧インテリアにとってとても重要なポイントです。
北欧インテリアの特徴とは。|-間接照明の使用–

北欧地域では日照時間が短いとお話ししましたが、日照時間が短いと私たちの体にどういった影響が及ぶでしょうか。
セロトニン神経が活性化しない
セロトニンは幸せを感じる脳内伝達物資です。これは太陽の光に当たることで人間の中で形成されると言われており、ストレスを軽減してくれる役割もあります。
北欧の冬、日照時間が短いと自律神経の乱れや、気分の落ち込みを感じる方がいるのも事実です。
日照と私たちの体はとても親密な関係にあることが分かります。
メラトニンが合成されない
メロトニンはセロトニンを軸に形成されるものなので、そもそもセロトニンが分泌されないと作られません。
このメロトニンは体内時計をリセットする役割を持っていて、これが減少すると睡眠障害や免疫機能も低下すると言われています。
北欧の過酷な環境を乗り越えるためには、私たち自身が元気にそして心身が整っていることが重要です。
そこで日照時間が少ない北欧の方々は心身をコントロールするために空間に温かみを持たせ、その結果北欧インテリアが出来上がったと言われています。
ストレスを軽減する、リラックス状態を作ることはとても大切なこと。
そこで間接照明の役割が重要になってきます。

私たちが寛ぎを求めて宿泊するホテルや旅館は間接照明の使い方がとても理にかなっています。
間接照明のオレンジ色の光は、私たちのストレスを軽減させてくれる効果があり
また住宅のように照明器具をふんだんに使用している施設は少ないはずです。
寒くて日照時間が短い北欧各国では、自分の家でより寛げるように間接照明を使用し
心身のコントロールを図っており、このオレンジ色の照明のおかげて「温かみのある空間」が形成されているのです。
北欧インテリアに|コーディネートのコツ(まとめ)

北欧インテリアの特徴が見えましたでしょうか。
とても寒い環境の中で、自分たちの心身を整えるために「温かみのある空間」を作っているということです。
一般の方でも簡単に北欧インテリアにするには下記を参考にしましょう。
・ナチュラルな木材や、白木系で統一する
・布製品を多めに使う
・観葉植物や自然素材を導入
・間接照明を最低1つ取り入れる
・直線ばかりのインテリアで揃えない(曲線がキーポイント)
プロのインテリアデザイナーや、コーディネーターはとても引き出しが多いので
白木を多く使わない、直線のものを取り入れるなどミックスしながらご提案ができます。
そうするとありふれた北欧インテリアではなく、あなたの個性を出したたった1つの北欧インテリアが出来上がります。
ワンランク上の部屋にしたい、ハイグレードな部屋にしたい
そういう場合は是非プロを頼ってみてください。
今日はこの辺で失礼します
では
VOULOIR DESIGN 渡邊あおい

フリーランスインテリアコーディネーター||私の理念③
こんにちは!VOULOIR DESIGN (ブルワールデザイン)のあおいです。
今日は「フリーランスインテリアコーディネーター||私の理念③」について、お話しします。
それでは早速見ていきましょう。
フリーランスインテリアコーディネーター||私の理念③

「インテリアで気持ちの温度を上げる」
これが最後の理念3つ目。
多くの人は「外見」を整えて
気分を上げることが多いですよね。
新しい洋服だったり、アクセサリー、メイク、美容院に行く
あげたらきりがないですが、
出社する時
デートの時
女子会の時
日常の様々な場面に応じて「身につけるもの」で
簡単に気持ちの温度は上げることができます。
私はこれを「インテリア」でもやる必要があると
思っています。
じゃあなぜ「インテリア」でそれをやる必要があるのか。

私たちの生活は「衣食住」で成り立っています。
その中で「住」に重きをおく人がかなり少ない。
ただ最近はコロナの影響でテレワークが流行し
家で過ごす時間が圧倒的に増加したため「インテリア」に興味を持つ人が必然的に増えてきました。
アートの売れ行きがかなりいいみたいですよ。
手軽に雰囲気をかえられるとか
私たちの「生活」は「空間」と切っても切れない関係です。
その「空間」を整えること。
掃除をしたり、お気に入りのインテリアをおいてみたり
観葉植物を置くのもいいですね。
自分の手を動かして、整った空間を作る。
「行動療法」として実際に「精神が安定する」という見解があります。
少し想像してみてください
朝、雑多な部屋で目がさめるのか
自分が好きな空間(整っている)で目がさめるのか
どちらが「気持ちのざわめき感」が少ないでしょうか

あー、早く片付けなきゃ
帰ってきたら今日こそ片付けよう…
朝から散らかった光景を目にしただけで
とても気分が下がりません?
これが雨の日とかだとさらに気分が下がる人が多いはず。
整理整頓が苦手な人には、
収納方法だったり、メンテナンスがしやすい素材を提案する
最近よくみる「見せる収納」ではなく
「見えない収納」を増やしたり
生活動線をきちんと考えることも気持ちの余裕を作るには大事です。
ただ寝るだけの空間にするのではなくて
毎日過ごす空間をアクセサリーみたいに、気分をあげるような場所にしたら
気持ちのざわつきがかなり減ります。
それは精神的安定に繋がることも実際の見解であるように
私たちの行動、精神は空間に左右されています。
「インテリアで気持ちの温度を上げる」
これは自分たちの精神を安定させ、
1日をよりよくスタートさせる
また忙しい時に、ふと部屋に目を配ると大好きなフォーカルポイントがあると
一瞬気持ちの温度が上がったりもします。
「もう少し頑張ってみようかな」
「今日は力を抜いて休んでリセットしようかな」
そうやって視覚から精神を整えていくと
どんな効果が私たちにあるのか
少しでもイメージしてくれると嬉しいです。
以上、フリーランスインテリアコーディネーター||私の理念③でした。
VOULOIR DESIGN 渡邊あおい
フリーランスインテリアコーディネーター||私の理念②
こんにちは!VOULOIR DESIGN (ブルワールデザイン)のあおいです。
今日は「フリーランスインテリアコーディネーター||私の理念」について、お話しします。
それでは早速見ていきましょう。
フリーランスインテリアコーディネーター||私の理念②

「インテリアで新しい生活シーンを作る」
これがフリーランスインテリアコーディネーターになった時
決めた理念2つ目。
インテリアコーディネーターをSNSで見ていると
「おしゃれな部屋にします」
「あなた好みの部屋にします」
インテリアコーディネートがゴールとして
アピールしている人が多いな、という印象があります
もちろん私たちの仕事って
「インテリアコーディネーター」だから実際そうなんですけど
私はインテリアコーディネートした先に
どんないいことが待っているのか
「デザインを提供する」
だけではなくて
その先どんなベネフィットがお客様にあるのかを
考えながらプランニングするのが好きなんです。
正直「デザイン」って
問題解決のためのものと思っているので
私が目指すインテリアコーディネーターの仕事は
お客様の生活をデザインすることです。

ちょっとインテリアプランニングの話。
私がプランニングする時
ストーリーを思い描きながら考えるんですよね。
※Rigna村野さんならわかってくれる。
平面図に家具をレイアウトして
生活シーンを妄想するんです。
玄関を開けた瞬間からどんな会話が繰り広げられるんだろう?
って1日の生活シーンを妄想しまくって
プランニングを決めていきます。
さらに、私はBGMを必ず流しながら資料作成やプレゼン準備をし、
たまにキャンドルに火を灯して
「嗅覚」を刺激しながら作業することも。
私の五感をフルに活動させて
プランニングするのが私にとても合っていて
稀に感情移入しすぎて泣いてしまうこともあるくらいです。
※重いですかね
ただこうやって1つ1つのレイアウトやカラー
素材に全てのストーリーが組み込まれ
プランニングすると
プレゼンの時にさらっと言葉が出てきたり
「よく見せよう」と思わないで「自然」と想いを述べることができます。

「インテリアで新しい生活シーンを作る」
そのためには、たくさん妄想して
どのレイアウトだと本質的な問題が解決できるのか
手と頭と、五感をフルに動かし1つのプランニングに落とし込む。
その結果インテリアコーディネートした後に
新しい生活シーンが生まれると思っています。
それが何かのキッカケになって
視野が広がり、何かしらの「変化」が訪れてくれたらとても嬉しい。
HPの「お客様の声」のなかに
コーディネートの後、生活が変わったとの声があります。
私が目指してきたことが
初めてちゃんと感想としていただいたお客様です。
ご本人から電話をいただいたのを今でも鮮明に覚えています。
その方々に私からもお礼を言いたい。
本当にありがとう。
私もまだまだ発展途上ですが
これからも頑張ります◎
「インテリアで新しい生活シーンを作る」
これは何が何でもブレない私の理念②です。
続きは次回!
以上、フリーランスインテリアコーディネーター||私の理念②でした。
VOULOIR DESIGN 渡邊あおい
フリーランスインテリアコーディネーター||私の理念
こんにちは!VOULOIR DESIGN (ブルワールデザイン)のあおいです。
今日は「フリーランスインテリアコーディネーター||私の理念」について、お話しします。
それでは早速見ていきましょう。
フリーランスインテリアコーディネーター||私の理念①

「インテリアでキッカケを作ること」
私がフリーランスのインテリアコーディネーターをするにあたって
絶対に何が何でもブレない軸が3つあります。
その一つが「インテリアでキッカケを作ること」
これがどういうことなのか
あなたも一緒にイメージしながら考えてみてください。
例えば、何か身に付けるものを新しく購入したとしましょう
・時計
・靴
・洋服
・ネイル
・バッグ
下着とか、香水、ネイル、アクセサリーなんかもいいですね
新しいものを身につけて初めて外に出た時、どこかにいく時
ワクワクした気持ちになりませんか?
ならないのに購入する人は何かと理由があると思いますが
大抵の人は自分の気持ちが高鳴るのをわかって購入すると思います。
そうすると何気ない日常がほんの少しだけ変わって見えたり
ワクワクしてるから新しい本を買ってカフェで読んでみたり
どこか足取りが軽くって、考えることも「ポジティブなこと」が増えるはず。
また、「ポジティブ」まではいかないけれど
何か大事な用があるとき(プレゼン/接待など)
気を引き締めるために身につけることもありますよね。
この気持ちの切り替えや変化をもたらすキッカケを
私たちは知らずに「ワクワク」というものを通して日々体験しています。

私は毎日身につけるものからももちろん「ワクワク」を貰ってるけれど
帰宅後、全てを外した瞬間それを失うのはどうなんだろう。
と、フリーランスになる前に思いました。
ただ寝に帰るだけの空間にお金を払う??(雑多な空間)
自分の気持ちの温度を上げてくれる空間にお金を払う??
どっちが人にいい影響を及ぼしてくれるのだろう。
ふと、私は過去の経験を思い出し
後者での重要性を思い知らされました。(初心に戻れた)
私はこの「ワクワク」や「気持ちの温度が上がる」感じを日々体験することが
自分の感情をコントロールするのに大切だと思っています。
そしてコントロールするのに1日のことをリセットする空間が
大好きなお気に入りの場所だったら
どれだけ気持ちに余白(余裕)が生まれる?
余裕が生まれるとどのような「いい影響」が起こる?
それを叶えるのが空間を作り上げる「インテリア」であって
そのキッカケを作るのが私の仕事です。
いい影響ってどんなのよ。って思いますよね。
これについてきちんと科学的な証明がされているのか
今勉強中なので別で書かせてください◎
取り急ぎこれだけ言えるのは、「空間」を整えることは
心身ともにいい影響が及ぶ可能性があるということ。
私はそれを信じているし、
それを使って、私の周りの人だけでもハッピーになってほしい。
そんな感じのドキュメンタリー番組があって
時間がある人にオススメ
Netflixの『Queer Eye: More than a Makeover(クィアアイ)』をぜひ見ていただきたい!
インテリアのプロ Bobbyはもちろん、他の4人達全員の力で生活を取り巻くものを整えていく。
結果、こんなにも人を笑顔にできたり、ハッピーにさせることができるんだ!と。
「インテリアでキッカケを作ること」
これは何が何でもブレない私の理念①です。
続きは次回!
以上、フリーランスインテリアコーディネーター||私の理念①でした。
VOULOIR DESIGN 渡邊あおい