2026年のはじまりに


VOULOIR DESIGN(ブルワールデザイン) アシスタントのくるみです。

本年もVOULOIR DESIGNをどうぞよろしくお願いいたします。

新しい年のはじまりに、改めてあおいさんとこれからの空間づくりについて話し合う時間を持ちました。
その中で、あおいさんと共有したテーマがあります。

それは、「同じ方向を向いて空間づくりをしていくこと」。

あおいさんと仕事を始めて2年半。プロジェクトの数や幅が広がった今だからこそ、あらためて言葉にして確認しておきたいテーマでもありました。

空間づくりは、選択の連続だからこそ

生地を真剣に選ぶあおいさん

空間づくりは、素材、色、家具、照明、配置など、無数の選択の積み重ねで成り立っています。そしてその多くは、「どちらも間違いではない」選択肢の中から決めていくものです。
VOULOIR DESIGNのにご依頼いただくお客様の好みもそれぞれ。
だからこそ私たちは、何を選ぶか以前に、どんな方向を目指しているのかを共有することをとても大切にしています。

方向性が曖昧なまま進むと、一つひとつは正しい選択であっても、全体として少しずつズレが生まれてしまうことがあります。

「同じ方向を向く」とはどういうことか


新年のミーティングでは改めて、どこを目指して空間づくりをしているのかについて言葉にする時間を持ちました。

私たちが考える「同じ方向を向く」とは、完成イメージを一つに決めることではありません。

あおいさんが一貫して大切にしているのは、
「きれいに整えること」や「正解を当てにいくこと」ではなく、


その空間でどんな時間が流れ、そこで暮らす人がどんな気持ちで日常を重ねていくのか


という視点です。

そうした、図面や写真だけでは捉えきれない世界観を、一つひとつ言葉にしながら丁寧に共有していくこと。それが、私たちにとっての「同じ方向を向く」ということだと考えています。

この世界観が共有できていると、素材選びや配置に迷ったときにも、「この空間が本当に目指しているのは、どちらだろうか」と立ち返ることができます。

良質な空間を「実際に見る」ということ

ヘーベルハウス駒沢展示場のベッドルーム

言葉で世界観を共有していくことと同時に私たちが大切にしていきたいのが、
良質な空間を、数多く見ることです。

昨年は、住宅メーカーの住宅展示場や、さまざまな家具・照明メーカーのショールームを訪れる機会がありました。

インテリアを検討する時間は、お客様にとって決して十分とは言えません。

だからこそ私たちは、自分たちが実際に空間を見て、感じ、蓄積してきた経験を、お客様の選択に還元することを大切にしています。

2026年に向けて

今年も引き続き、良質な空間や建築に触れる機会を大切にしていきたいと考えています。

前回、あおいさんのブログでは「2025年は苦しかった一年だった」と綴られていました。

けれどその言葉の背景には、
安易な選択や分かりやすい答えに流されず、その空間にとって何が自然なのかを問い続ける姿勢があるように感じています。
(その姿勢は、ストイックとも言えるかもしれません。)

また個人的には、仕事の中だけで完結させるのではなく、自分自身の旅行や日常の中でも心に残る空間に触れ、感覚を更新し続けていくことを大切にしたいと考えています。

2026年も、一つひとつのご縁を大切に、丁寧な空間づくりを続けてまいります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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