20代男性一人暮らし|インテリアコーディネート案件③
こんにちは
ブルワールデザインのあおいです。
一人暮らしのインテリアコーディネート案件の続きです。
今回は納品〜レイアウトに至るまでまとめてます
前回の記事を読むとより分かりやすい内容となってますので、ポチッと見てください
大体いつも納品当日は9時〜18時で作業することが多く、ワンルームモデルルームやハーフモデルだと、半日でやるときもあるのですが個人邸はいつも1日で納品します。
早速クライアント様より鍵を預かって作業開始
今回は壁紙(クロス)の張替えが3面と家具家電納品
早速壁紙を剥がしていきます〜
築40年ということで、剥がしてみると浮きが目立ってる箇所も多く、剥がして、切り込みを入れ空気を抜き、パテで補修していきます。
実際に現場を見に行った時、柄のある壁紙(木目)なのに結構歪みが気になりました。
「浮いている感じ」
昼間や、夜間照明をつけるとよりそれが分かりやすいんですが
これを「下地拾ってるな〜」って現場ではよく飛び交います。
今回1日で張替えと家具納品、そして築40年で浮きが目立つ
予算は家具諸々合わせて80万ちょい
予算と早さ、そして仕上がりの綺麗さが求められる現場
なので量産クロスと言われる一般のマンションや賃貸に使われている厚みがある壁紙を選びました。
なぜ厚みがあるのを選んだかというと、下地を拾ってもそこまで浮きが目立たない
そして価格が安い
どんどん剥がされていく壁紙
見てるの楽しいです
一方家具は、別のお部屋を利用して組み立てるものは組み立ててもらいます
お尻の時間が決まっているので
どう指示出ししたら効率よく作業が進むのか
そこの進行役もインテリアコーディネーターには必要ですよね
さて、今回依頼してくださった方はよくお酒を飲んだり、友人とゲームをしたり
そしてわんちゃんも飼っているので、生活動線を保ちつつ複数人来てもテレビ画面を見れることを重視しました。
以前のフロアプランはこんな感じ
各々のゾーンが自立していて、友人がきてもどこに身をおくのか少し戸惑ってしまいます。
またリビングがL字型で、どこにどう家具を配置したらいいのか迷いが見えるような印象でした。
そしてキッチン入り口にある冷蔵庫!
コンセントも上についているので
当初からここが冷蔵庫置き場だったのですが
キッチン内に入る際、通路が500mmしかなく
冷蔵庫の開け閉め、食材を取るのにもちょっと日々ストレスが溜まるレイアウト
「ちょっとしたストレスをなくして、集まれるような場所」
これを意識して提案したフロアプランがこちら。
ポイントはテレビからダイニングテーブルに向かって一直線にレイアウトしたことです
なぜこの配置にしたのかを次回解説していきます
※それ以外にも書きたいことたくさん…
では
VOULOIR DESIGN 渡邊あおい