リフォーム・リノベーション| 成功の鍵は「現場打ち合わせ」にあり

こんにちは。VOULOIR DESIGN(ブルワールデザイン)アシスタントのくるみです。

リフォームを依頼する際、多くの方が「イメージ通りにちゃんと施工してくれるの?」と不安に思うことがあるかと思います。その不安を解消し、理想の仕上がりを目指すために欠かせないステップが「現場打ち合わせ」です。

デザイナーが職人さんと一緒に現地を確認することで施工の質が格段に向上しますし、設計図だけでは分からないことが現場ではたくさん出てきます。お客様にも是非是非参加して頂きたい現場打ち合わせですが、今回は、デザイナーがどんなことを考えながら現場を見ているのかご紹介できればと思い、ブログを書きました。ぜひご覧ください。

打ち合わせの流れ

全体スケジュールの確認

リフォームの工程や各作業のタイミングを共有します。内装・造作家具・照明・カーテン業者、デザイナー、場合によっては設計士など各担当者が一度に集まることはあまりないので、貴重な機会です。

例えば、「3月中旬にお引渡し」といった計画を立てたとします。すると、家具の納期は3月頭に。それまでに床を張り終えないといけないから・・・床材の納品時期や施工日程もこの時点で明確になります。さらに、壁紙の仕上げ作業や照明・カーテン取り付けの細かいスケジュールも、この打ち合わせで調整することができます。

担当者全員で集まることで、デザイナーはプロジェクト全体の進行状況を把握しやすくなりますし、お客様もお引越しなどの準備を安心して進められます。ご依頼頂くお客様の中には、お子様の新学期のタイミングに合わせてお引っ越しをご希望される方も多いです。事前の打ち合わせにてスケジュールを細かく調整することで、お客様の新生活も気持ちよくスタートできると思っています。



各専門分野のチェックポイントを確認

具体的にどのように現場の確認が行われるのかを見ていきます。

  • 内装工事

動線の確認:図面を見ながら間取りの確認をしていきます。ご新居でお客様がいつも通りの生活をした時に、新設した壁が邪魔にならないか、ご提案中の家具を置いた時に心地よく過ごせるのか確認します。また図面に書いてある寸法が本当に最適なのかを検討しています。

既存の建具も内装材との絡みをチェック


電気関係で言えばコンセントは床から30cm、スイッチは110cmなど一般的に人が使いやすいと言われている高さが決まっています。ただお客様の体格や、置かれる家具によって位置を調整させていただくことでより暮らしやすい&オーダーメイドの空間ができると考えています。

<仕上げ材の選定>
実際の空間での見え方を確認します。例えばカットサンプルで素敵!と思って選んだダークな石目のフロアタイルが、実際の部屋に置いてみるとイメージと違って変更なんてことも。お部屋への自然光の入り方によって、内装材も全く違う見え方をするので是非現地でお客様にも見ていただきたいポイントです。


  • 家具・造作家具

<寸法と設置位置の確認>
普段の生活をイメージしながら、家具を置いた時の動線を確認していきます。以前、ダイニングに置く丸テーブルの大きさで迷われていたお客様がいらっしゃいました。サイズと位置を確認するために紙で切り出した模型を用意し、現地で実際にその周りに椅子を置いて座る位置を確認。無事にご希望のサイズが入ることが分かり、安心してご購入いただけました。

丸を綺麗に切るのって結構難しい


また、この時テーブルの上に配灯するペンダントライトとの位置関係も調整。一見アナログなやり方ですが、視覚的に確認することがやはり一番わかり易いんだなあと感じます。



<収納の使いやすさ>
生活スタイルに合わせた収納計画をします。収納についてはある程度スペースをとっておいて引っ越してから検討されるお客様もいますが、弊社ではリフォームの段階から計画することをお勧めしています。平面図でみると立体的に考えることは難しいので、現地に行った際には棚板やハンガーパイプの高さが収納したいものにフィットしているのか確認したいところです。



  • 照明

配灯が最適なのか現場で確認し、部屋全体の雰囲気を調整します。ただ、計画が広範囲に及ぶ場合は弊社では照明のプロに選定をお願いするケースもあります。現在進めているプロジェクトでお願いしている吉澤さんは家全体の照明計画だけでなく、実際に現地に来て細部の見え方まで確認いただいています。こちらのプロジェクトでは、間接照明をリビング・寝室などにたくさん採用頂いているのですが、実際に照明をご自宅で再現くださり、私たちも具体的に施工後のイメージすることができました。



  • カーテン

生地の確認:カーテン生地も内装材と同じく、光や透け感によって見え方が変わります。他のサンプルとともに現地で確認します。

<取り付け方法>
カーテンは、天井付けか壁付けかで部屋の印象が変わるため現場で最適な方法を選定します。例えばLDKの窓の高さが違っている場合、カーテンをそれぞれの窓上につけるとガタガタな空間に。思い切って全て天井付けにすると、一つの綺麗なラインが生まれ空間をスッキリ見せてくれます。

サンゲツHPより

チームとしての連携

現場ではザイナー、職人さんが一つのチームとなって進めます。そしてそこにお客様が参加すると一歩進んだご提案ができることがあります。

例えば、現地でお客様から「計画にはなかったけれどリビングに書斎スペースを作りたい」というリクエストがあれば、その場でデザイナーが造作デスクのイメージを描きチェアも提案、造作家具屋さんが引き出しなど細かな収まりを確認。内装業者さんが机周りにコンセントを計画、寸法や配置を再調整なんてこともできます。

職人さんもお客様のお顔が見えていると力が入るものです。現場の状況を説明しながら、お客様と直接コミュニケーションをとることができる機会は限られていますので、リフォームをご依頼の際はぜひ現場打ち合わせにご参加ください。お客様はプロジェクトを成功させるための最も大切なチームの一員です。

リフォーム・リノベーションを依頼する方へ

お客様にとって一大イベントであり、私たちにとっても特別なプロジェクトです。ぜひ不安や希望をどんどん共有してください。その際にはおおよそ半年から1年前からのご相談をおすすめしております。(※プロジェクトの大きさにもよる)そして理想の空間を作り上げるためには、多くのコミュニケーションを取る必要があり、より一緒に空間を作り上げていく感じがとてもやりがいがあるのも事実です。スケジュールに余裕をもったうえで、お気軽にお問い合わせください。

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