アシスタントとして見た、VOULOIR DESIGNの一年|2025
こんにちは。VOULOIR DESIGN(ブルワールデザイン)アシスタントのくるみです。
年末が近づき、今年一年を振り返る季節になりました。
私がVOULOIR DESIGNでアシスタントとして働き始めて、今年で2年目になります。
最初の頃は、「インテリアの仕事って、こんなに細かいことまで考えているんだ」と驚くことばかりでした。
完成した空間だけを見ると、とても静かで整って見えますが、 その裏側では、あおいさんと何度も立ち止まりながら、 「これで本当にいいかな?」と考える時間が、実はとても多くあります。今回は、アシスタントとして日々のやりとりや作業を重ねる中で感じたことを、 今年関わったプロジェクトとともに振り返ってみたいと思います。
民泊プロジェクトについて
今年は、8物件・約15部屋の民泊物件に、家具や小物のデザイン提案・納品を行いました。
民泊のプロジェクトでは、オーナー様のご負担をなるべく減らすため、 スピード感のあるデザイン提案と納品が常に求められます。 ただし、早さを優先するからといって、空間の質を落としたくはありません。
あおいさんがよく話しているのは、 「面積や予算で諦めないこと」。
限られた広さの中でも、どうすれば心地よく、使いやすい空間になるか。
毎回、その前提から一緒に考えています。
例えば、TVボードとデスクを兼ねた造作家具をつくり、 スペースを有効活用することで
くつろぐ時間と作業する時間のどちらにも対応できる空間にしたこともありました。
また民泊のプロジェクトでは、 実際に宿泊される方の顔が見えない分レビューや評価という形で反応をいただけることも大きな特徴です。
完成後に高評価のレビューを目にしたときは、 見えないお客様にも、ちゃんと空間が届いているのだと感じられ、 この仕事ならではの喜びを教えてもらいました。
マンションモデルルームについて

年初めには、関東近郊にあるマンションモデルルームにも携わらせていただきました。
モデルルームの仕事は、想像以上に長丁場です。 お話をいただくのは完成の半年ほど前。
そこからまずは、複数のインテリアイメージを提案し、その中から方向性を絞っていきます。
イメージが固まってからは、家具の具体的な提案を行い、 オーナー会社様へのプレゼンテーション、そして何度もの修正。 一つ決まるたびに、また全体を見直す、という作業の繰り返しです。デザインが決まると、次は小物の選定や買い出し、予算の管理なども始まります。 民泊や住宅の仕事とはまた違った気の使い方が求められ、 細かな調整が続く期間でもありました。
その一方で、 家具だけでなく、小物まで含めて空間全体を検討できることは、 モデルルームの仕事ならではの魅力だと感じています。時間をかけて少しずつ形になっていく過程を間近で見られたことは、 アシスタントとしても、とても印象に残る経験でした。
特に多かった、海外のお客様とのプロジェクト
昨年から、海外向けの不動産会社の方とお仕事をする機会が増え、 それに伴い、海外のお客様とのプロジェクトも多くなりました。海外のお客様とは言語が違う分、 日本のお客様以上に認識のズレが生まれないよう気をつけながら進めています。 ご提案資料も、日本語だけでなく、英語や中国語など、 その方に合わせた形で用意することが多くありました。
あおいさんとのやりとりの中でも、さっきの説明、伝わってたかな もう少し分かりやすくまとめ直そうか、と話すことがよくあります。私はその言葉を受けて、資料を整理し直したり、補足を加えたりしながら、 認識のズレが生まれないようサポートします。
また、海外のお客様はご要望をストレートに伝えてくださることが多く、 こちらの伝え方や受け取り方についても、 とても勉強になる場面が多かったように思います。完成後にいただいた反応を通して、 距離や文化を越えて、ちゃんと想いが届いたのだと感じられたことは、 強く印象に残っています。
アシスタントとして近くで見て感じたこと

一年を通して私が強く感じたのは、 あおいさんがデザインを「正解を当てにいかない」ということです。流行っているから。 写真映えするから。 そういった理由だけで決めることは、ありません。代わりに、この人にとって、これは自然かな。 何年か使ったときも、違和感はないかな。と、何度も立ち止まって考えています。アシスタントとしてその姿勢をすぐそばで見られたことは、 私自身にとっても、大きな学びでした。
また来年は、あおいさんの好きな「古き良き」という価値観を、 より大切にできるような仕事にも挑戦していけたらと、密かに思っています。古民家再生や、自社での民泊リノベーションなど、 時間を重ねてきたものの魅力を活かしながら、 今の暮らしに合う形へ整えていくようなプロジェクトにも、 関わっていけたら嬉しいです。
おわりに
こうして振り返ってみると、 今年もたくさんの「考える時間」を積み重ねてきた一年だったように思います。来年もまた、 一つひとつの空間と、その先にいる人に向き合いながら、 あおいさんの仕事を支えていけたらと思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。